抗体医薬品とは
抗体医薬品とは人間の免疫力を応用して病気を治すバイオテクノロジーを利用してつくる医療用医薬品のことです。
人間には体内に入ったバイ菌やウイルスから体を守る免疫力が備わっています。抗体は免疫力の一つとして体内でつくられます。そしてウイルスなどが体内に入ると抗体がウイルスが捕まえにきて、この抗体を目印に免疫細胞がウイルスを攻撃する仕組みになっています。抗体医薬品はこの仕組みを応用して、人工的に抗体をつくって病気を治そうというものです。
抗体医薬品は薬の副作用の恐れが少なくガンやリウマチやぜんそくの治療薬として期待されています。
抗体医薬品は基本的に医療機関で注射によって体内に取り込む仕組みになっています。
抗体医薬品の規模
抗体医薬品は1980年代から研究開発され現在世界で約20種類の抗体医薬品は販売されている。市場規模は2001年に約4400億円だったのが、2007年には6倍の2兆8900億円と膨れ上がっている。2013年には5兆3900億円に達する見込み。
抗体医薬品は日本でも約10種類が販売されており、抗体医薬品の2007年の市場規模は約850億円と推定されている。
これだけでも巨額だが、医薬品市場全体は世界で約70兆円、日本でも約7兆円の規模があり、抗体医薬品が市場を拡大する余地もまだまだ大きいと言える。